仮想通貨って具体的にどうやって稼ぐの?
少額でも稼ぐ方法ってあるの?
仮想通貨で大きく稼ぐならどんな方法が良いの?
今回の記事では仮想通貨の稼ぎ方について解説します。
多くの方は投資目的で仮想通貨を購入していると思いますが、
稼ぐことばかりに目が行き、
仮想通貨を取り巻く状況や値動きの特徴を理解しないまま始めてしまうと、大きなリスクが伴います。
例えば、ビットコインは2020年9月から2021年4月にかけて、100万円台から700万円を超えるまで高騰しました。
しかし長年時価総額No.1を誇るビットコインでさえ、現在300万円前後で取引されているほど、値動きの激しい世界です。※2022年8月上旬の価格
この様な特徴がある事を知らずに、ハイリスクな運用方法を行うのは非常に危険です。
仮想通貨に限らず、全ての投資は正しく運用することで稼ぐことができます。
本記事では、低リスクで少額から利益を狙っていく稼ぎ方から、ハイリターンな稼ぎ方&注意点まで、幅広く紹介していきます。
投資金額や運用方法(長期・短期など)で稼ぎ方はさまざまですので、ぜひあなたの目標や投資スタイルに合ったやり方を見つけてくださいね!
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【難易度別】仮想通貨(ビットコイン)の稼ぎ方6選
以下より仮想通貨(ビットコイン)での主な稼ぎ方6選をお伝えします。
現物取引
難易度 | ★☆☆☆☆ |
- 仮想通貨取引所などで通貨の売買をする
- 購入した仮想通貨は長期保有で値上がり益を得る
現物取引とは世の中に流通している仮想通貨を実際に保有し、売買を行う方法です。
一般的には仮想通貨取引所などで安い価格で仮想通貨を購入し、高くなったら売るという方法で利益を得ます。※すでに株式投資の経験がある方は親しみやすい方法です。
価格変動が激しい仮想通貨の特徴を活かせるため、初心者の方でも比較的手を出しやすく、稼ぎやすい方法です。
しかし、タイミングを誤ると大きく損をしてしまうリスクがある点も考慮しましょう。
確実に稼ぐ方法として、年に数回の価格を大きく下げるタイミングで購入し、値上がりするまで半年~1年間ほど長期保有する方法がおすすめです。
その間は後述する仮想通貨レンディングで稼ぐとより効果的です。
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積立投資
難易度 | ★★☆☆☆ |
- ビットコインで稼ぎたいリスクが怖くて行動できない
- 将来の値上がりに期待してビットコインを少しずつ買いたい
- 値動きに左右しないでビットコインを購入して稼ぎたい
上記のような方におすすめなのが積立投資です。
積立投資とは一定の間隔ごと(毎月など)に一定の金額を投じて、同じ金融商品を購入する投資手法です。従来の金融市場では主に投資信託や株式投資などで一般化されています。
価格の低い時高い時に関係なく常に一定のタイミングで購入するため、購入額が平均化されるため、値動きによるリスクを抑える事が出来ます。(←ドルコスト平均法と呼ばれています。)
この様な仕組みを仮想通貨でも用いて積立投資を提供しています。※取引所ごとに多少異なります。
購入する銘柄に対し、①積立方法(毎月1回 or 毎日)を選択して、②積み立て金額(月1万円~)の設定だけ。
これさえすれば、あとはほったらかしでOK。設定したルールをもとにシステムが自動で購入してくれます。
少額から、安全に、長期運用でビットコインで稼ぎたい方にぜひおすすめです。
レンディング
難易度 | ★★☆☆☆ |
- レンディングは保有している資産を貸し出して利益を得る仕組み
- 仮想通貨レンディングは銀行と比べ年利が格段に高い
- 初心者は積立代わりに少額ずつ貸し出しする方法がおすすめ
レンディングとは日本語で「貸し出し」という意味で、
保有している資産を貸し出すことで利息(利益)を得る運用方法となります。
仮想通貨のレンディングでは、保有している通貨(ビットコイン、イーサリアム)を一定期間貸し出して、利率に応じた利息(利益)を仮想通貨で得ます。
通常、銀行の年利は0.002%前後といわれていますが、仮想通貨のレンディングは取引所で1~5%前後、BitLendingなどのレンディング専用のサービスでは10%前後の利息が受け取れます。
レンディングは仮想通貨を預けるだけで報酬が得られ、チャートなどを見て売買のタイミングを図る必要がないため、知識もスキルも必要なく安全に運用が可能です。
1点デメリットとしては、国内のレンディングサービスは一定期間引き出しができません。
そのため、暴騰・暴落時に手放すことができず、利益確定や損切りのタイミングを失う可能性があります。(補足:海外取引所やDeFiなどはいつでも引き出し可能なレンディングサービスもあります)
このようなリスクも踏え、初心者の方が利用する場合は、積立代わりに少額ずつ貸し出しする方法がおすすめです。
<レンディングについては今後詳細記事を掲載します>
NFT取引
難易度 | ★★★☆☆ |
- NFT取引とは主にデジタルアートなどのデジタル資産の売買を指す
- NFTはデジタルデータに対し本物であることの証明を可能にしたもの
- 国内で人気のNFTアートはCNP。しかし国内での販売は行っていない
- 国内で取引可能なNFT取引所はSymbol(XYM)ブロックチェーンを用いたCOMSA
技術的な話は後述しますが、NFT取引とは主にデジタルアートなどのデジタル資産の売買を指します。
有名なのが、Twitterの創業者ジャック・ドーシー氏がTwitterへ初投稿したツイート。この画像を本人がNFTとして販売したところ約3億円の価格がつきました。
国内ではCNP(CryptoNinja Partners)などのNFTアートの売買が大変人気で、販売から数分で完売するほどの過熱ぶりです。
では、なぜこのようにデジタルデータに値が付くようになるのか?
画像やデジタルアートなんてコピペできるのになんで売買できるの?思うかも知れません。
ここからは技術的な内容になりますが、
NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは「替えの利かない唯一無二のデジタルデータ」という意味となります。
改ざん不可なブロックチェーン技術を用い、
デジタルデータに作者や所有権などの固有の情報を付加することで、本物であることの証明が可能となります。
『本物であることの証明』
これがデータに「価値」を与え、「資産」となり売買が可能となります。
現在、国内で大人気のCNPは残念ながら国内取引所での取引を行っておらず、取引にはMetaMaskなどの専用アプリが必要となります。
国内で取引可能なNFT取引所はSymbol(XYM)ブロックチェーンを用いたCOMSAがあります。
<NFTについては今後詳細記事を掲載します>
レバレッジ(信用)取引
難易度 | ★★★★☆ |
- 少ない自己資金でもレバレッジ(てこの原理)を利用することで大きな金額を取引できる
- ハイリスクハイリターンな取引手法
- 「空売り」ができるため下落相場でも稼げる
- 高リスクなため初心者向けではない
レバレッジとは、日本語で『てこの原理』を意味します。
少ない力でも「てこの原理」を利用すれば大きな物を動かせる原理のことです。
自己資金(日本円など)を「証拠金(担保)」として何倍もの金額で取引できるようにすることです。
「証拠金」が信用のもととなって大きな金額で取引できることから『信用取引』とも呼ばれています。
【例】証拠金:10万円 & レバレッジ:10倍
⇒10万円を担保として100万円分の取引が可能。
仮想通貨のレバレッジ取引も同じで、自己資金は少額でもレバレッジを利用することで、より大きな金額での仮想通貨取引が行えるようになります。
しかし、レバレッジ取引は大きな利益が得られる一方、甚大な損失が発生してしまう危険性もあります。
【例】証拠金:10万円 & レバレッジ10倍 = 100万円を運用
運用中の100万円が価格上昇により110万円になった場合は、10万円の利益になる。これは実質10万円で10万円を稼いだことになります。
利益率100%って凄いですよね!
しかし、運用中の100万円が価格下落により90万円になった場合は、証拠金の10万円は清算(ゼロになる)されます。※取引所によっては証拠金の50%の損失が発生した場合、追加の証拠金を求められ、応じられない場合はその時点の損失のみ清算される
これがレバレッジ取引の甘いワナですね。。。
リスクを考慮しないとただのギャンブルになってしまいます。
一般的に相場は値上がりよりも値下がりの方が早いと言われています。
上の例の通り、レバレッジ取引はタイミングを誤ると一瞬で大きな損失となる可能性があるため、取引を行う際はリスクを考慮して確実だと思えるタイミングで取引を行いましょう。
「空売り」を使って下落相場でも稼げる
なお、レバレッジ取引には予め売却金額を確定させてから取引を行う「空売り」という仕組みが利用できます。
【例】
1.1ビットコイン300万円の時に売り注文を行う
2.1ビットコイン290万円まで下がった時に買い注文を行う
⇒差額の10万円が利益となる。
このように価格が上がる時だけでなく、下がる時でも稼げるチャンスがあるのがレバレッジ取引の魅力です。
ビットコインの激しい値動きを利用して上昇相場だけでなく下落相場でも大きな利益を得られます。
一方、タイミングを誤ると大きな損失が発生するハイリスクハイリターンの方法のため、初心者の方にはおすすめできません。
アービトラージ
難易度 | ★★★★★ |
- 取引所間での仮想通貨の価格差を利用して稼ぐ方法
- 比較的安全な方法だが、運用方法をしっかり押さえないと損失のリスクあり
- 手法によっては豊富な資金力が必要なため主に上級者向け
アービトラージとは日本語で「裁定取引」という意味です。
取引所間での仮想通貨の価格差を利用して稼ぐ方法です。
原理は「せどり」と同じ、利ざやを得る取引手法となります。
(価格差を利用して利ざやを稼ぐ手法なので、「サヤ取り」とも呼ばれます。)
主な取引方法は以下の2つ
①安い取引所で購入し、高い取引所で売却して稼ぐ
安く買って高く売る、これを仮想通貨取引間の価格差に対し行います。
【例】1ビットコイン = A取引所300万円 B取引所302万円の場合
1.A取引所で1ビットコイン300万で購入
2.B取引所へA取引所で購入したビットコインを送金
3.B取引所へ入金後、302万円で売却。2万円の利益を得る。
非常にシンプルで分かりやすい方法ですが、
A取引所で購入したビットコインを、B取引所へ送金するまでの間もビットコインの価格は動いているため、値動きによる損失のリスクがあるので注意が必要です。
利用する仮想通貨取引所または、取引する通貨によって送金スピードが異なるため、最初は少額から試しましょう。
②両建てをして稼ぐ
ビットコインの購入と同時に空売りをする手法です。
①に比べ難易度が高いですが、取引所間の値動きのリスクを低減することが可能です。
【例】
1.価格の安いA取引所でビットコインを購入
2.同時に売却予定のB取引所で1と同じ量のビットコインを空売りする
3.A取引所で購入したビットコインをB取引所に送金
4.B取引所で3のビットコインを売却 & 空売り注文も決済する
この方法で行うと、値動きのリスクを低減しながらアービトラージを行うことが可能です。
但し、空売りをするため、購入するビットコインと同等以上の証拠金(担保金)を用意する必要があるため、豊富な資金力が必要なります。
アービトラージは今まで紹介してきた稼ぎ方の中では、テクニックや資金力も必要なため最も難易度が高い方法です。
主に上級者向きの稼ぎ方となりますが、初心者の方も知識として頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
まとめ
仮想通貨(ビットコイン)は売買の他にも、今回紹介した通り、積立や貸し出し(レンディング)、NFT売買など稼ぐ方法がいくつも存在します。
どの方法がベストなのかは投資スタイルや資金力によりますが、気になる方法がある場合は今後の投資戦略を組み立てるためにも、1度少額から経験してみることをおすすめします。
経験をしないことには、自分のスタイルに合うのか判断できません。
(あくまでもお試しなので、ここでは大きなお金を使わないように!)
ただし、どの方法をとっても最初はローリスク・ローリターンから始めるのが投資をする上での基本となります。
最初のうちは少ない利益かも知れませんが、「少しずつ利益を積み重ねることが大きな利益に繋がる」という学びがあることで、リスクのある稼ぎ方でも無理なく運用が行えます。
「知ること、試すこと、理解すること」を繰り返して、ぜひあなたにあった稼ぎ方を見つけてみて下さい。
初心者の方は「少額での現物取引」「積立での長期保有」から始めましょう。
なお、こちらで紹介した稼ぎ方にピッタリの取引所を知りたいという方は「仮想通貨(ビットコイン)取引所おすすめ比較5選 | 手数料・使いやすさでやさしく解説」を参考にしてみてください。
取引所ごとの手数料やスプレッドの違いも運用方法によってメリット/デメリットになるので、比較しながら検討してみて下さいね。